カネル312徒然日誌:カテゴリー

こんな生き方はどうですか?

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「超隠居術」
 ISBN4894563827
 坂崎 重盛著
 ハルキ文庫
 1998年2月18日第1刷発行。


子供の頃、何になりたいと思ってましたか?
私の場合、まさに、これ。


子供の頃に「隠居」という概念をはっきり持っていたかどうか・・・・・。
ですが、今振り返ってみると、漠然としたイメージはまさに「隠居」


しかも、いわゆる「ご隠居さん」といった枯れたものではなく、
この本で定義されているような「超隠居」だったのです。


当時、そんな事を考えては反社会的?背徳的?と思い、
周りの友達と話を合わせて、自分の中だけに隠しておいたのですが、


1995年初版時の単行本版を読んで、こんなふうに考えてもいいんだ!
同じように考えている人もいるんだあ!
まさに、鎖が解き放たれた瞬間でした。


では、
「超隠居術」とは、
世俗のルールに縛られず、快と快とを獲得するための戦略・戦術である。


パワー衰え、丸くなってからのご隠居さんでもなく、
世をすねての隠棲(ドロップアウト)でもない。
あくまで、バリバリの「現役の思想」の一スタイルなのです。


「自分はもう、第一線を退いた身だから」と世間との対応を斜めに
構えてうけながら、何かおもしろそうなことがあると
ノコノコ割り込んでいく、という手に負えぬスタイル。
この進退随意、いわば「かくれんぼごっこ」の要領こそ
超隠居術の基本姿勢。


こうみると、なにかどうしようもない人間のような感じが
しなくもないですが・・・・。
かっこよく言えばスナフキンのような生き方・・・・?
遊び人?
ちょっと、違うか?


まあどっちにしろ、
この生き方をするには、それなりの覚悟と勇気そして、
かなりの周りの理解が必要です。
(自然にそうなってる人もいますけどね。)


すっかり、大人になった私は「隠居」とはとてもかけ離れた
生活をしています。
でも、かつての子供の頃の夢、プロ野球選手とかでは、
今からでは、難しいでしょうが、隠居ならまだ間に合う・・・・・か?


超隠居術のエッセンスをまとめた
「超隠居術のための八訓」が巻末にあります。一読あれ。


数字は読めてるか?

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「世界一感動する会計の本です。
簿記・経理入門」
 ISBN4534038097
 山田 真哉著
 日本実業出版社
 2004年10月初版発行

レジで、お金を支払う時

おつりを切りがよくなるようにもらったりしませんか。
例えば、
請求額 3224円
支払い 3324円

おつり 100円というふうに。

日本じゃあたりまえですが、ヨーロッパでは
これやると、すごくいやがられるようですよ。
結局、76円とそのまま24円が帰ってくるそうです(笑)
小銭ジャラジャラ。

日本人、こういうセンスはあるのに、会計や財務諸表と
なると、読める人は少ない・・・。

とある会計士の方から聞きました。


そこで、今回はこの本をチョイス。

「女子大生会計士の事件簿」で有名な作者山田氏の最初の小説。

世界一感動する・・・かどうかはともかく、

会計士の受験を諦めようとしている主人公があるセミナーにやってくる
所から話は始まります。

複式簿記の基本的な考え方を
寓話?でわかりやすく説明してくれてます。

2人の少年がビジネス(卵屋)を1から始めます。
もちろんマインド的なものではなく、
簿記を中心として話がすすんでいきます。
仕入した時、仕訳はこうなるとか。


単式簿記つまり普段つけてる小遣い帳の付け方とはちがって、
借方や貸方がどっちやねんで、まず躓くところをイラストと解説で
助けてくれます。


とはいえ、
財務諸表を読めるという事と、簿記が出来るということは
違うので注意が必要です。


数字が読める男・・・・・・
かあぁぁぁぁ~・・なってみたい。


常識を疑える目を持っているか?

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「ひきこもれ」
 ISBN447930066x
 吉本 隆明 著
 だいわ文庫
 2006年12月第1刷発行


ほぼ日新聞でおなじみの糸井さんところから出た本?CDの
新聞広告を見て、又読みたくなった一冊です。

2002年にでた単行本で読みました。文庫が出たんですね。
当時は、
思想界の巨人なんて全然しらないで、「タイトル買い」で手に入れた本。

ちなみに、著者は
漫画家のハルノ宵子、 作家のよしもとばななのお父ちゃん。


さて、
「ひきこもり」と聞くとどうもマイナスイメージを思い浮かべますが、
ほんとうにそうだろうか?
という本。

ひきこもっている方が悪で、ひきだそうと活動する方が良というマスコミ
の取り扱いに疑問を投げかけます。



ひきこもりといっても大きく二つに分けられます。

一つは、引っ込み思案、孤独性で、一人のほうが楽なんだという人。
二つ目は、ある限界を超えて病気の範疇に入った人。


一つ目は、昔からそんな人はいた訳で、経済的に苦しくなるとか、結婚が
遅くなるとか、まあなにかしらあるかもしれませんが、
それは他人からとやかく言われることではない。

二つ目はもう医者の範疇。

タイトルのように無条件でひきこもることを進めているわけではない
とするものの、
「ひきこもり」の充分な熟考や熟慮なしに成り立つ職業や専門はただの一つもありはしない、と言い放ちます。


プチひきこもり性の私にとっては、とっても励まされた本です。


他にも、
不登校、いじめ、死について、老いについて、職業について、
社会とのかかわり方について、など。


気づかされることが多い一冊です。


ホンネで付き合えているか?

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「相手の「ホンネ」を知る技術」
 ISBN4047041394
 植西 聰 著
 角川oneテーマ21
 2003年7月初版発行

いやあ~。新書っていいですね。
実は、密かに新書大好きなんです。

あの大きさがジャストフィット!
寝転んで読んでも手がだるくならないしね。


さて、この本も、
けっして裏技的内容はありません。

むしろ、子供の時からの経験でそうだろうなあと感じていたことを
文字で示してくれています。


人間関係の悩みはほとんどが誤解から生じるとか、
しぐさや身なり、体型、行動はホンネを表すとか、

面白いのは、
しぐさなど、目線や話し方でホンネはこう思っていると解説して
最後に、人を先入観で見てはいけないと締めるところ。

又、
人には、ほめ殺しより一度けなしてからほめるほうが効果的
という統計が出ているそうですよ~。

自己重要度が高い人の取り扱い?も興味深いです。


漠然と感じていたことをきちんと文字で見ると、
改めて気づかされることが多かったです。


じーと見つめてくる人には注意です(笑)


ある作家の人生哲学

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「僕は人生についてこんなふうに考えている」
 ISBN44101019223
 浅田次郎 著
 新潮文庫
 平成18年5月発行


以前ほど芝居にはいかなくなりましたが、今でもチャンスがあれば
いってみようと手ぐすね引いてる今日この頃。

舞台の楽しみは人それぞれあると思いますが、
私の場合は、セリフなんです。

何度かに一度、
胸に突き刺さるようなセリフに出会うと、又行きたくなるんですよね。

文字で読む以上のインパクトがありますから。


さて、この本
タイトルからすると、著者のエッセイかな?と思うのですが、
実は、著者の作品の中の人生観がにじみ出ている文章をまとめたものです。

もちろん、セリフ部分もあります。
ある意味全ページどこを読んでもクライマックス。


チャンス、幸せ、愛、時間とお金、人間の器量、生きる力、死
など、11テーマに分けて選ばれています。


読んだことない作品のお試しとしても読む価値ありかもしれませんね。
読んでみたくなりましたから。

抜かりなく(笑)
巻末に作品リストが掲載されてます。



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